医療機器メーカーでの営業を通じて社会に貢献したい
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【Keyword】#業界未経験、 #研修体制、 #脊椎営業部
この業界とナカシマヘルスフォースを選んだ理由は何ですか?
母が股関節の手術をしたのを機に医療業界に興味をもつようになりました。元々医療ドキュメンタリーなどを見るのが好きだったのですが、テレビの特集番組で会社が紹介されており、取扱製品や最新技術のことなどまで幅広く紹介されていたのを見て、当社の名前を知りました。調べていくうちに、ものづくりに対する強い思いや、国内で製造から販売まで一貫して行う強みを最大限生かして事業をしているという点に興味を持ち、当社を志望するに至りました。
また、前職はテーマパークの営業でしたからもっと直接的に社会貢献したいと思っていました。全く異なる世界で多少の不安はありましたが、医療業界への興味の方が先に立ち、不安よりもやってみたいという思いの方が強かったです。
どんな仕事をしていますか?
関東エリアでの営業を担当しています。担当エリアの施設の先生や病院に営業をかけ、自社の製品をPRし、使っていただいている既存施設あるいは新規で採用いただいたところに対して、自社製品を安全に使っていただくための手術立会い(※手術室において製品が適正かつ安全に使用されるために手術器械の操作方法等について医師や看護師に情報提供を行うこと)をしています。手術立会い後は、先生へのフォローや自社製品に対する総評をいただいたり、自社主催のセミナーを開催するにあたり先生方へご案内をしたりしています。
入社後の研修では整形外科、薬機法(※医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)などに関する基礎的な座学、手術器械に関する説明のほか、先輩との同行営業や手術立会いなどを4か月かけて行いました。私は異業種からの転職でしたので、同業種からの転職組とは別に研修していただきました。独り立ちは約半年後でしたが、研修には十分時間をかけることができたと思います。
正直難しい部分はありましたが、先輩から「焦らなくてもいい」と言っていただき、一歩ずつやっていこうと思いました。
どんなところにやりがいを感じますか?
同じ手術でも先生独自のやり方やその病院のやり方など、術式は多種多様にあります。そうした術式ごとの特徴や先生のニーズを的確に把握し、先生にとって安心して手技が進められるよう、スムーズにサポートできたときにはやりがいを感じます。そのためには、先生がどのような手術器械や製品を望んでいるのかをしっかり汲み取り、手術中の質問などにもきちんと対応できるだけの知識やトラブルシューティングの知識を身につけ、間違いのないサポートを行うことが大切です。
製品や手術器械の準備がスムーズにでき、結果として患者さんの手術が無事終わったときには、自分の仕事が医療に貢献できていると実感します。
自分の成長を感じるときは?
基本的に、我々の使命として手術の流れを止めないというのは絶対条件です。にもかかわらず、当初は先生からの質問の意味がわからずお叱りを受けたり、うまくコミュニケーションが取れず先生にストレスを感じさせてしまったりし、悩むことが多々ありました。そんな中、先生の術式や全体の流れや動きを先回りして準備ができるようになったり、問題なく手術が終わり「またよろしく頼む」と言われた際は、自身の成長を感じました。
また、私は性格的に気を遣いすぎる部分があります。研修でトレーナーからその点を指摘されてから気をつけるようにし、徐々にメリハリのある営業ができるようになってきました。
会社について感じていることは?
ものづくりに対する姿勢やプライドはどこよりも強く、国内に開発から製造まで一貫した拠点を持っているという意識、製品に対する責任感といった部分に大きな魅力を感じていますし、他社に負けないよう全社を上げて協力しあっている部分は誇りに思っています。
社内教育としては通信教育の種類が豊富です。基本的に無料で受けることができるのはすばらしいと思います。コンプライアンス遵守、ハラスメント防止といった社内研修も徹底しており、忘れた頃に実施していただけるのはありがたいです。社内SNSでは社員の自己紹介、社長コラム、学会の情報などがよくアップされていて活用しています。
また、人の魅力も当社のいいところです。面接の際、現在の上長や担当の方の説明が丁寧で非常に安心感があった印象があります。
前職の経験はどんなことに生きていますか?
「折衝」という点についてですが、自分に求められていることを理解し、一歩先に気づいて行動するなど、相手の特徴を把握したうえで自分なりに動き、成功例を重ねることで信頼関係を築く、さらには信頼を得ることで成果に繋ぐというのが前職の仕事の進め方でした。その経験は、先生や看護師の方々と信頼関係を築く上でも大いに役立っています。中でも、相手の立場を理解しながら誠実に対応する姿勢は今も大切にしています。
今後、どんなことを目指したいですか?
まだまだ経験が足りないので、手術立会いの場数を増やし、トラブルが起きたときの対応を、トラブルシューティングだけでなく経験で身につけていきたいです。他のチームが担当する施設の手術立会いを代行する機会を積極的に活用し、さまざまな施設の先生の手技を見て自分のものにし、サポート力を高めていきたいと思います。
また、人に教えることは自分自身がより成長することに繋がります。将来的には後輩を育成する立場になり、先輩や上長によくしてもらったその思いを後輩たちにも受け継いでいきたいです。横のつながりが弱い部分があるので、自分がチームを持つことになればぜひともこの点を強化していきたいです。
転職を検討されている方にどんなことを伝えたいですか?
私自身がそうであったように、全くの異業種からでも会社の諸先輩方は温かく迎え入れてくださいます。初めての私を気遣い、わざわざ電話してくれたり気さくに話しかけてくれたり。会社はとても風通しのいい雰囲気ですから、思い悩むことはありません。これまでの経験は必ずどこかで生かせるはずです。ぜひ、その一歩を踏み出してみてください。