関節・外傷営業部

何事も「明日やろうは馬鹿野郎」の精神で

2024年4月入社
関節・外傷営業部

Profile

経済学部経済学科出身。人工関節及び外傷製品の営業職として2年目。日々、自身の成長を感じている。趣味はアイドル、お笑い芸人などの推し活、海外旅行。

この業界とナカシマヘルスフォースを選んだ理由は何ですか?

祖母が変形性関節症で膝関節と股関節の手術を受けたのを機に、整形外科インプラントの業界に興味を持ちました。手術前は日常生活にも支障をきたし、介護のために人の手を借りなければならないことにストレスを感じ、暗く沈んでいた祖母でしたが、手術後は次第に元の生活を取り戻し、より明るく活動的になっていることに感動しました。その後、調べていくうちに地元岡山で人工関節を扱う企業があることを知りました。日本国内に製造開発拠点を持つ企業であることと地元岡山に本社があることも当社を選んだ理由です。

どんな仕事をしていますか?

関節・外傷営業部で、関西エリアの病院を担当しています。整形外科のある病院の医師に対して人工関節や外傷製品(骨折した際に使用するプレートなど)に関するPR、採用が決まった場合の手術立会い(手術室において適正使用・安全使用目的での口頭等による情報提供)などを行っています。中途半端な知識では最終的に患者さんに迷惑をかけてしまうことになるので、日々勉強は欠かせません。同じ製品についても先生によっては質問の角度が違う場合もあるため、多角的に物事を捉えることで知識を増やそうと努力しています。
経済学部出身で医療業界はわからないことだらけでしたが、仕事とは知らないことを積み上げていくものであると考え、日々精進しています。また、手術立会いでは自分が会社を代表して来ていることを常に意識し、毎回反省と修正を繰り返しています。
個人的な考えですが「明日やろうは馬鹿野郎」という考えを大切にしています。何事も先延ばしせず、できることは今のうちにやっておく。仕事もプライベートもこのことを肝に銘じて取り組んでいます。

どんなところにやりがいを感じますか?

新規施設を獲得した時です。医師の元に足を運び、ニーズを吸い上げ、それに合った製品をPRして採用に至った時は、涙が出るほどうれしかったのを覚えています。先輩も同行してくださり、医師から飛んでくる難しい質問に回答してくださったおかげです。先輩から「その気持ちだけは絶対忘れるな」という言葉をかけていただき、印象深い出来事として心に残っています。独り立ちしたのは2年目の4月からで採用が決まったのは9月ですから、やっと初めて仕事ができたという気持ちでした。

大変だった仕事は?

一人で手術立会いを行った際です。急遽決まった手術に一人で行かなければならなくなり、かなり緊張したのを覚えています。以前見た立会いのイメージトレーニングでは問題ありませんでしたし、先輩に同行したことのある病院でしたが、一人で行くとなると責任感の重さが異なり、全く初めての病院に思えるほどでした。質問に答える声も小さく、反応もよくなかったと思いますが、無事に手術を終えることが出来ました。その時から今に至るまでには着実に積み上げができていることを感じます。

自分の成長を感じるときは?

医師からの質問に対し、テンポ良く答えることができるようになった時です。先輩からも「質問に回答するスピードでその人が信用できるか計られている」という話を聞いたことがあります。何度も立会いに行くことで、自分なりに蓄積してきた経験が使える知識に変わったのを実感した瞬間でした。
医師という年齢も知識も自分より豊富な方に対して物怖じせず会話できる能力も身につきましたし、自分の手に負えない仕事に出くわした時は素直に「助けてください」という意思表示ができるようにもなりました。先輩方も常に気にかけてくださるので、助かっています。

会社について感じていることは?

今年度の売上や、社内表彰で仕事の効率化がはかられていることを知ることを通じて、皆が同じ方向を向いて頑張っていることが実感できるのが魅力的です。
同期の存在は心強く、日々の仕事で出てきた問題について各部署にいる同期を通じて確認できたり、先輩に繋いでもらうことで縦の広がりができたりするのがうれしいです。また、先輩方には気兼ねなく何でも質問できます。自分の父親くらいの先輩は私のことを息子のように気にかけてくださり、1を聞いたら5返してくれるなど想像以上の回答が得られるのもありがたいです。圧倒的知識と経験を持つ先輩、医師との会話の中で正確に伝える力や機転の鋭さを有する先輩など、尊敬できる先輩方からはいつも良い刺激を受けています。

今後、どんなことを目指したいですか?

工場の生産に関わる部署やマーケティングなど、営業職とは全く異なるジャンルの仕事にもチャレンジしてみたいです。社内の多くの仕事が関わりあって初めて自分の仕事が成り立っていると感じることがあります。自分の祖母も人工関節を入れてから生活が180度変わりました。それを製造、販売するという業務の中で自分が力になれることがあるならば、何にでも取り組んでみたい。そして、営業所に限らず、会社にとって必要不可欠な人材に成長していきたいです。
また、営業としては、慢性疾患に用いる人工関節は採用のハードルが高いため、これを獲得することで自分の自信に繋いでいきたいと考えています。

後輩にどんなことを伝えたいですか?

私も就職活動中は常に「ここでいいのか?」「自分にもっと適した仕事があるのではないか?」と葛藤する日々を送っていました。しかし、実際に社会人になって思うのは、その会社の中で自分がどう歩んでいくかが大切なのだということです。仕事を続けていればやりがいを感じることもあれば、困難な状況に陥ることもあります。それはどんな仕事でも同じです。何を選ぶかではなく、その環境で自分がどう変われるか、何を吸収してどう成長していくかにフォーカスする方がいいと思うのです。あまり深く考えすぎず、まずは挑戦してみようという気持ちで取り組んでみてください。
そして、仕事に就いたら頑張りすぎないこと。私は最初気負いすぎてしまっていたと思うので、いい意味で背負い込みすぎず、適度に頑張れる。そんな働き方ができるのがベストかなと思います。

関節・外傷営業部